青春時代に聞いていた音楽
音楽を聴きたい気持ちになった時。
結構な年齢の大人になった今、音楽を聴く機会は昔より少なくなっていますが、それでも時々無性に、あの曲が聴きたい…という気持ちになる時があります。
そんな時の気持ちを、自分の心の中で分析してみました。
1.単純にその曲が好きで聴きたい
2.その曲が流行っていた頃の感情を思い出したい
音楽を聴きたいって気持ちはおそらくこんなところから出ているんじゃないかな?というのが、私が思っているところです。
押入れの中に入っている古いCDなどは、3年に1回ぐらいのサイクルで、引っ張り出して何度もリサイクルして楽しむことができます。
で、そんな時にメインで聴きたくなるCDというのは、やっぱりその音楽を聴いていた頃が、すごく楽しい思い出がいろいろあった時期だという事なんですね。
どうしてなのかわかりませんけど、音楽というのは本当に、その時の出来事と関連付けられて記憶されていますよね。
例えば私の中では、そのCDを聴くこと自体が、もはや失恋のトラウマと100%絡みあってるというものがあり、そのCDというのは、やはり今でもまだ聴くことができません(笑)
これって、自分が好きだった人と報われない恋愛をしていた期間に一緒に行った、喫茶店や映画館などに、その後も苦しくて行けなくなるのと、似ているところがあると思います。
いずれにしても、音楽というのは、このような感じで、心のトラウマであったり、喜びであったり、その時に感じていた希望であったり…というものと、からみあって、私たちの心に残っている訳です。
今までの人生で日記等をつけた事はありませんでしたけど、昔の古いCDを聴くことで、まるで自分の人生の日記を読むような気持ちになれるところもあります。
皆さんもときには、押入れに入った古いCDを引っ張り出してきて、昔のいろいろな感情を自分の中に呼び出してみてはどうでしょうか?
特に心が疲れているときなんかは、本当に染み入ります。