村治佳織さんについて。

クラシック、特にクラシックギターが好きになるきっかけをくれた 村治佳織

私は学生の頃に音楽をはじめた時には、まわりの影響もあって、速弾き全盛期のハードロックのエレキギターの練習から入りましたが、これは一瞬で挫折しました(笑)

 

全然聞いた経験のない人間にとって、そもそも難易度が高すぎる…というのがまず根本的な理由ではありますが、後から分析してみて思ったのは、ギターのミュージックとしては、あまりこの分野は好きではないという事でした。

 

ギターを習うようになって、それからさらに、ボーカルの教室にも通うようになって…という事で、音楽に対してもっと自分の中の引き出しを増やしていこう…と思い、いろんな音楽を聞いていく過程で、自分の好きな音楽というものが結構分かってきました。

 

特に、ギターにおいては、クラシックギターのナイロン弦の音が大好きで、ギターインストのCDを聴くようになってからは、とにかく、クラシックギターで演奏されている曲が大好きになりました。

 

そんな感じで、クラシックギターに興味も出始めていた頃に、テレビCMで起用されていた「はちすずめ」という曲を奏でる村治佳織さんを見て、すげえカッコイイ!と思いました。

 

そして速攻でその曲が入っているCDを探しました。それがカヴァティーナです。

 

 

このCDの1曲目のアンドリュー・ヨーク作曲の「サンバースト」という曲が、もうとにかく本当にかっこよくて、この曲はそれこそ何千回も聞いていると思います。

 

他のクラシックギターのアーティストでも「サンバースト」はあり、村治佳織さんの他のCDでも同じように「サンバースト」が含まれているアルバムはあるのですが、このカヴァティーナの1曲目の素晴らしさに比べたら...

 

この曲が、私がクラシックギターを決定だとなったものですね。

 

そこからは、村治佳織さんのCDだけではなく、いろいろなクラシックのアーティストのCDも買うようになりました。

 

 

 

村治佳織さんは見た目もとっても麗しい方なので、そんな美人が弾いているギター曲…というだけで、聴きながら飲むコーヒーがちょっと美味しくなる気がするものです(笑)

 

私はこれまでの音楽で一番長い間やっていたのが、アコースティックギターでの弾き語りで、それも今でも大好きですが、このクラシックギターを好きになった頃からは、

 

自分が40歳から50歳ぐらいのおじさんになったら、

 

一言も発せず渋い出で立ちでBGMとなるギター曲を弾き...そして一言も言わず去っていく…

 

みたいなおっさんになりたいと妄想していました(笑)
なんか職人ぽくて、本当にカッコイイですよね!

 

今は仕事や私生活が忙しくて、こんなこともできないですけど、心穏やかに、毎日クラシックギターの練習をしながら、ゆったりした時間を過ごせるようになるというのが、今の目標のひとつですね。


 
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