名曲って少ないよね。

一生モノで聴きたい音楽って本当に少なくなった

一生ものというレベルで聴ける音楽というのが、ここ最近出てくるアーティストの曲では、本当に減ってきていると感じます。

 

最近、売れているCDの話を聴くと、誰かが昔に歌った歌で、ヒットしたものを、また別のアーティストがそれを歌って、今度はそのアーティストが、それを返す為に、また同じようなCDを出して…みたいな感じですよね。

 

 

「カラオケでも昔の誰かのカヴァーばっかり....」

 

確かに、すでに支持されているヒット曲であるのは間違いないので、それを別の自分の好きなアーティストが歌ってくれたりすると、そのCDが欲しくなるという心理はありますので、こういったものが受け入れられるというのは、よくわかります。

 

ですけど、昔からいるアーティストでも、最近ではこのようなCDばかりが増えてきていて、CDの売上げがものすごく下がっているこの時代に、新しいアルバムを発売しようという意欲が、アーティストそのものからなくなってきているのではないか?と感じてしまう事です。

 

このあたり、プロのミュージシャンという方々の心理は良くわかりませんけども、音楽というものが、今ではあまり夢のある商売ではなくなってしまっている…というところに、大きな衰退の理由もあるような気がしますね。

 

でも本当に、ずっと聞きたいなあと思うよの音楽って、本当に出てきません。

 

基本的には、私は自分自身が音楽をやめてからは、ほとんどレンタルショップでCDを借りる事などもなくなり、新しいミュージシャンの音楽の情報収集というものも、ほとんどしなくなりました。

 

でも生活をしている以上、テレビCMであったり、どこかお店に入った時に流れている音楽で、あ、この曲いいなあ!と思ったりする事は、当然あるわけです。

 

実際のところ、昔は、そういった経験から興味を持ったアーティストが出てきて、そこからどんどん深入りしていった…ということもありましたが、最近のアーティストでは、本当にそんな事がないです。

 

特に、歌詞が薄っぺらいなと感じるようなアーティストの歌が、連続で流れていると、私としてはもうスパムメールを受けているような気持ちです(笑)

 

今の若い人達は、自分たちが40歳とか50歳になった時に、当時の歌として、今の曲って聞きたくなるんでしょうか?単なる昔の自分を思い出すという意味では、少し聞きたくなる気持ちもあるのかもしれませんけども、それを深く味わうような事で、あまりできないような気もしますがどうでしょうか...


 
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