ギターの練習に行き詰まってきた、伸び悩んできたと感じたら
ギターの練習をしていると、あるところから、自分があまり上達していない…と感じるような時も出てきます。
これはギターに限らず、全ての事に共通している事ではありますが、必ずどこかで、停滞期?というか、自分が頑張っている気持ち程、実力が伸びないという事になる事があります。
私もギターの練習では、まずは弾き語りでは、Fコードがいつまでも上手に握れない(笑)というありがちなところから、スウィープピッキングが全然上手にできない...などなど、ひと通り一般的にみんながつまづく所で、つまずいできています。
こんな状態になっている時には、どれだけ練習しても向上しないので、練習する事自体をやめてしまいたくなるような気持ちになるものです。
とはいえ、そこで諦めて練習をしなくなってしまえば、いつまで経っても実力は向上しないのですが、かといってモチベーションも上がらない…それではこんな時にどうするか?という事です。
これは人それぞれかもしれませんが、私にとって、こういった時に一番良いと思うのは、思いきって、ギターの練習の中でも、ちょっとジャンルの違った事をやってみるという事です。
例えば、これまでピックでストロークしかやった事がなかったのであれば、アルペジオの練習をしてみる。
ギター弾き語りしかやった事がなかったのなら、簡単なギターインストにもチャレンジしてみる...などですね。
これであれば、今メインで使っている問題からは一時的にそれることにはなるわけですけど、ギターのスキルを向上させるという方向性では、一致しています。
そうやって、これまでやっていなかったことを始めることによって、
・新しいことを始める楽しさを感じられる
・最初のうちは簡単なのでモチベーションが維持しやすい
というところがあります。
こういった事をやっているうちに、やっているうちに気持ちも回復してきて、本来の問題に向き合う精神力も、また戻ってきます。
私はこの考え方については、ギターの練習という事だけではなく、何かに取り組んでいるときには、必ず取り入れています。
例えば英語の勉強をしていて、文法の勉強についてややこしくてよく理解できないところが出てきて、調べても調べても、自分の中で納得いく答えにたどり着けない…という時には、いったんそれを置いておいて、リスニングの勉強に変えたり…という感じです。
以前何かの成功哲学の本で読んだときに、これは非常に素晴らしい考え方だ!と感じたのが、
「勉強の最高の息抜きは、他の勉強をする事だ」
というものでした。
これ以来、飽き性でナマケモノの私でも、取り組んだ事についてそれなりの結果を出せるような人間に変わることができました。
この考え、本当に良いですよ!
皆さんもギターに限らず、何かに努力していて行き詰まった時には、ぜひこのやり方を試してみてくださいね(^^)