音楽の上達について。

音楽のスキルを上達させるためにも継続は大切

ボーカルにしてもギターにしても、音楽のスキルを上達させる為には、日々の練習というものが絶対に必要で、ただCDを聞いているからというだけで、そのスキルが向上するという事はありません。

 

どんな事でもそうですが、毎日の生活の中で、音楽の練習をするという事が、自分の中で普通な事になるように、生活の習慣を作っていく事が大切です。

 

基本的に、人間というのは同じ事の繰り返しや、頑張っている事に対しての見返りが得られない事に対しては、すぐにモチベーションを失い、継続ができなくなってしまうものです。

 

このような性質を考えた時に、自分が上記のような状態にならない為には、練習を始めるにあたって、そのスケジュールをきちんと組むという事も大事です。

 

 

例えば、スポーツなんかではこの話は顕著に言われますが、トレーニングを3日休んだら、コンディションを戻すのに1〜2週間かかる…みたいな感じで、とにかく継続してやっていけるような状態にしないと、同じように時間をかけていても、明らかに非行率な練習になってしまうのです。

 

音楽の練習の場合では、スポーツのように体力がメインとなる話ではありませんので、極端に上記のような話に当てはまるわけではありませんが、でも、練習をしない日が増えれば増える程、それを再開する時にはエネルギーが必要になっていき、最終的には、それが落ちるところまで落ちたら、もうギターをさわるのも嫌になってしまう…という感じですね。

 

 

こうならない為に、日々の生活の中で、絶対に自分でコントロールできる時間の範囲内に、練習する時間を入れておくというのは、一番賢いやり方です。

 

例えば人間が漠然と立てるスケジュールなんかでは、次の土曜日は、何も予定がないので、半日ぐらいきっちりギターの練習をしてやろう!なんて思っていても、突然その日に何か予定が入ってしまい、ギターの練習をする時間がなくなってしまった…なんてことは、本当に良くある事ですよね。

 

このような、ヒマだろうと思っている時間に練習しようと考えている事が、継続をできない事の原因になるわけです。

 

絶対に自分で邪魔され内時間というのは、例えば、普段の生活では7時に起きているのを6時に起きるとか、そういう行動ですね。そうすればその1時間だけは、絶対に邪魔されずに自分で使える時間になるわけです。

 

このような時間帯に練習のスケジュールを入れられるようにコントロールしていけば、確実にそれが習慣になっていき、地道に上達していける訳です。

 

このような話をすると、そもそも朝の6時になんて起きられない…朝の6時からギターを弾くなんて迷惑じゃ…という言葉も聞こえてきそうですが、

 

6時に起きられないというのはただの自分の甘え
6時からギターを弾くとうるさいというのなら、エレキならヘッドホンでやれば良いし、クラシック系なら、今はサイレントギターもあります。

 

こういった弱さが元になった甘えを全部捨てて、こうすれば絶対に続けることができる!という状態に生活を整えるのが、努力を継続していく事の基本中の基本です。

 

続くか続かないかは根性論だけだと思っていた方は、今回で考えをちょっと変えてみてくださいね。

 

あと重要なのは、今現在やっている練習法が、本当に効果的なものなのか?という事ですね。

 

例えばボーカルのトレーニングであれば、家でCDを聞いてそれにあわせて歌う…カラオケ、で、その曲を何度も歌う…という事も、練習といえば練習ですが、正しい方法論が身についていない場合には、悪いクセを自分の中に決定付る為の上塗りをする行動になっている…とみる事もできますから、日々の練習の効率を上げる為にもやはり、きちんとプロに習うというのが、一番おすすめですよね。


 
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